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七五三は数え年と満年齢どっち?

七五三は数え年と満年齢どっち?

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お子様の健やかな成長を祝う大切な行事である七五三。
いざ準備を始めようとすると、「年齢はいつに合わせればいいの?」と迷ってしまうこと、ありますよね。
昔からよく聞く数え年と、今の私たちが普段使っている満年齢。
いったいどちらで祝うのが正解なのか、気になっていませんか?
周りのママさんやパパさんに聞いても、ご家庭によって時期が違ったりして、もしかしたら少し焦ってしまっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、近年のアンケート結果や、それぞれの選び方のメリットを優しく丁寧に解説していきますね。
最後まで読んでいただければ、きっと「うちの子にはこのタイミングがぴったり!」と、自信を持って決められるようになりますよ。
ご家族の素敵な思い出づくりのために、一緒に見ていきましょう。

どちらを選んでも大正解!ご家庭の形に合わせて決めて大丈夫です

七五三のお祝いをする年齢について、きっと多くの方が「正式なルールがあるのでは?」と心配されているかもしれませんね。

結論からお伝えしますと、現代の七五三では、数え年でお祝いしても、満年齢でお祝いしても、どちらでも全く問題ありません。
神社でのご祈祷や写真スタジオでの撮影も、どちらの年齢でも快く受け入れてもらえますので、どうか安心してくださいね。

ただ、最近のリアルなデータを見てみると、少し興味深い傾向があるんですよ。
実は、約70%から75%のご家庭が「満年齢」を選んでいるというアンケート結果が出ています。
ある写真スタジオの最新の調査では、3歳、5歳、7歳の合計で「満年齢が74.5%」「数え年が25.5%」という結果になったそうです。
特に7歳の女の子のデータに限ってみても、満年齢が71.6%、数え年が28.4%となっており、やはり満年齢が主流になっているんですね。

昔は数え年でお祝いするのが当たり前だった時代もありましたが、現代のライフスタイルや、お子様の成長に合わせた結果、自然と満年齢を選ぶご家庭が増えてきたと言われています。
ですが、これはあくまで「割合が多い」というだけのことなんですね。
大切なのは、お子様の体力やご家族のスケジュールに無理がないかどうか。
正解は一つではありませんので、お子様とご家族が一番笑顔で過ごせるタイミングを選ぶのが、何よりの大正解だと言えるのではないでしょうか。

迷ってしまうのはなぜ?それぞれの年齢の数え方と今のトレンド

「どちらでもいい」と言われると、かえって「じゃあ、うちはどうすればいいの?」と悩んでしまうものですよね。
そもそも、「数え年」と「満年齢」の違いって、少しややこしいと感じませんか?
ここでは、それぞれの年齢の数え方のおさらいと、なぜ今、満年齢を選ぶ方が増えているのか、その優しい理由を一緒に探っていきましょう。

昔から大切に受け継がれてきた「数え年」とは?

おじいちゃんやおばあちゃんとお話ししていると、「七五三は数え年でやるものだよ」と言われた経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
数え年というのは、生まれたその年を「1歳」として、お正月(元日)を迎えるたびに1歳ずつ年をとるという、日本の伝統的な年齢の数え方です。

例えば、12月に生まれた赤ちゃんだと、生まれた時に1歳で、その数週間後のお正月にはもう2歳になるんですね。
現代の感覚からすると、「えっ、もう2歳?」と少し驚いてしまうかもしれません。
七五三が始まったとされる室町時代や江戸時代から、日本ではこの数え年が当たり前のように使われてきました。
昔は赤ちゃんの生存率が今よりもずっと低かったため、「無事に生まれてきてくれてありがとう、これで1歳だね」と、命の誕生そのものを尊ぶ思いが込められていたと言われています。
そう考えると、数え年にはご先祖様たちの温かい愛情が詰まっているような気がしてきませんか?

私たちがいつも使っている「満年齢」とは?

一方で、満年齢というのは、今の私たちが普段の生活で使っている年齢の数え方のことです。
生まれた時を「0歳」として、お誕生日の翌日から1年経つごとに1歳ずつ年を重ねていくという方法ですよね。
病院の診察券や、保育園・幼稚園のクラス分けなど、現代の社会ではほとんどがこの満年齢を基準にしています。

数え年と満年齢を比べると、七五三のお祝いをする時期が約1年変わってくることになります。
たとえば「3歳のお祝い」をする場合、数え年だと実年齢が「満2歳」の時になりますが、満年齢だと「満3歳(または満4歳になる前まで)」の時にお祝いすることになります。
この1年の違いが、実はお子様にとっても、パパさんやママさんにとっても、すごく大きな違いになってくるんですね。

満年齢を選ぶご家庭が増えている、納得の理由とは?

先ほど、約7割以上のご家庭が満年齢を選んでいるとお伝えしましたが、これにはとても現実的で、納得できる理由があるんです。
特に大きな理由と言われているのが、お子様の負担をできるだけ軽くしてあげたいという、親御さんの優しい親心なんですね。

想像してみてください。
もし「数え年」で3歳のお祝いをする場合、お子様はまだ「満2歳」です。
2歳といえば、ちょうど「イヤイヤ期」の真っ只中というお子様も多いですよね。
言葉もまだ十分に伝わらない時期に、着慣れない着物を着せられて、窮屈な草履を履かされて、知らない場所(神社やスタジオ)に連れて行かれる……。
もしかしたら、泣いてしまって着物を脱ぎたがったり、草履をポーンと投げてしまったりするかもしれません。
パパさんやママさんも、お子様のご機嫌をとりながらの移動や撮影は、想像以上に体力と気力を使うものですよね。

でも、これが「満年齢」の3歳になってからだとどうでしょうか。
言葉でのコミュニケーションがかなり取れるようになっていますし、「今日はかわいいお姫様(かっこいい王子様)になれる日だよ!」と伝えると、喜んでくれることも増えてきます。
トイレのトレーニングが進んでいれば、おむつの心配も減りますよね。
お子様の成長を待ってからお祝いすることで、家族みんなが笑顔で楽しめる余裕が生まれる。
これが、満年齢を選ぶ方が増えている一番の理由と言われています。

どんな時にどっちを選べばいい?よくある3つのシチュエーション

それぞれの数え方の違いや傾向はわかっても、「じゃあ我が家はどうしよう?」と、まだ迷われているかもしれませんね。
そこで、先輩パパさんママさんがどのようにして時期を決めたのか、具体的なケースをいくつかご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせながら、一緒に考えていきましょう。

ケース1:満年齢でお祝いするのがおすすめのご家庭

現代の主流となっている満年齢ですが、特に次のようなご家庭にはぴったりの選択かもしれません。

  • 初めての七五三(3歳)を、余裕を持って楽しみたい方
  • ごきょうだいで一緒に七五三のお祝いをしたい方
  • お子様が小柄で、着物のサイズが合うか心配な方

やはり3歳のお祝いの時は、満年齢を選ぶメリットがとても大きいと言われています。
満3歳を過ぎていれば、体力もついてきてお出かけも随分と楽になりますし、写真スタジオでもニコニコ笑顔を見せてくれる確率がグッと上がりますよね。
また、ごきょうだいのタイミングを合わせたいという理由で選ぶ方も非常に多いんです。
例えば、「お兄ちゃんが満5歳、妹が満3歳になる年に一緒にお祝いする」というように調整できれば、神社への参拝も写真撮影も一度で済みますよね。
家族みんなで着物を着て撮る家族写真は、きっと一生の宝物になりますよ。

ケース2:伝統的な数え年でお祝いするのがおすすめのご家庭

満年齢が多いとはいえ、数え年でお祝いするメリットもたくさんあるんですよ。
次のような場合は、数え年を選ぶとしっくりくるかもしれませんね。

  • 早生まれ(1月1日〜4月1日生まれ)のお子様がいる方
  • 地域の風習や、ご家族の伝統を大切にしたい方
  • 少しでも幼い、あどけない姿を写真に残したい方

実は、「早生まれ」のお子様の場合、同級生のお友達とお祝いのタイミングをどう合わせるかが悩みどころになったりします。
満年齢でお祝いしようとすると、同級生のお友達よりも1年遅れてお祝いすることになるため、「幼稚園のお友達はみんな今年七五三をやったのに、うちは来年でなんだか寂しいね」と感じてしまうこともあるかもしれません。
そんな時、早生まれのお子様は「数え年」でお祝いすることで、学年の同級生と同じタイミングで七五三を迎えることができるんです。
これは、とても賢い選択の一つだと言えそうですね。

また、満2歳の頃の、まだほっぺたがぷっくりしていて、赤ちゃんらしさが残るあどけない姿は、その時期にしか見られない貴重なものです。
その可愛らしい姿をどうしてもお着物姿で残したい!という想いで、あえて数え年を選ぶ方もいらっしゃいます。
泣いてしまっても、それもまた数年後には笑い話になり、良い思い出になるかもしれませんね。

ケース3:少し時期をずらして柔軟に対応するケース

七五三は本来、11月15日に行うものとされていますが、現代ではそこまで厳密にこだわる必要はありません。
ご家族の事情に合わせて、あえて時期をずらすというのも一つの素敵な選択です。

  • ご家族に不幸があり、喪中や忌中の期間を避けたい時
  • ママさんが妊娠中や出産直後で、体調や負担を考慮したい時
  • 真夏の暑い時期や、真冬の寒い時期を避けて、気候の良い春などに前撮りをしたい時

もし、数え年でお祝いしようと思っていた年に喪中になってしまった場合は、無理をせずに翌年の満年齢でお祝いすれば全く問題ありません。
逆に、来年はママさんが出産を控えていて忙しくなりそうだから、今年の数え年のうちにお祝いを済ませておこう、というのも素晴らしい判断ですよね。
七五三の主役はお子様ですが、それを支えるご家族の体調や状況も、同じくらい大切にしていただきたいと思います。

【生まれ年別】七五三はいつになる?未来の早見表でシミュレーション

「うちの子は〇〇年生まれだから、数え年だといつ?満年齢だといつ?」
頭で考えていると、だんだんわからなくなってきませんか?
ここでは、2026年にお祝いを迎えるお子様を例にして、わかりやすい早見表を文章でお伝えしますね。
ぜひ、ご自分のお子様の生まれ年と照らし合わせてみてください。

2026年(令和8年)に七五三を迎えるお子様の生まれ年

  • 2019年(平成31年/令和元年)生まれのお子様
    数え年だと「8歳」になってしまうので、満年齢で「7歳(女の子)」のお祝いをするタイミングになります。(満年齢で6歳〜7歳になる年です)
  • 2020年(令和2年)生まれのお子様
    数え年だと「7歳(女の子)」のお祝いの年です。
    満年齢だと「6歳(男の子)」のお祝いの年になります。(満年齢で5歳〜6歳になる年です)
  • 2021年(令和3年)生まれのお子様
    数え年だと「6歳」になります。
    満年齢だと「5歳(男の子)」のお祝いの年になります。(満年齢で4歳〜5歳になる年です)
  • 2022年(令和4年)生まれのお子様
    数え年だと「5歳(男の子)」のお祝いの年です。
    満年齢だと、まだ3歳〜4歳になる年ですね。
  • 2023年(令和5年)生まれのお子様
    数え年だと「4歳」になります。
    満年齢だと「3歳(男の子・女の子)」のお祝いの年になります。(満年齢で2歳〜3歳になる年です)
  • 2024年(令和6年)生まれのお子様
    数え年だと「3歳(男の子・女の子)」のお祝いの年になります。

いかがですか?
こうして並べてみると、「うちの子はこの年にこれをすればいいんだな」とイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。
手帳やスマートフォンのカレンダーに、少し先の予定としてメモをしておくと、心の準備ができて安心かもしれませんね。

祖父母世代と意見が分かれてしまった時の優しい伝え方

七五三の準備を進める中で、もしかしたら一番気を遣うのは、おじいちゃん・おばあちゃんとの意見のすり合わせかもしれませんね。
「昔は数え年でやるのが当たり前だったから、今年もそうしなさい」と言われて、困ってしまったという声もよく耳にします。

そんな時は、決して対立するのではなく、お子様の今の状況を優しく伝えて理解してもらうのがおすすめです。
「お義母さんのおっしゃる通り、昔からの伝統も大切にしたいと思っているんです。でも、実は今少しイヤイヤ期がひどくて、着物を着てご祈祷を静かに受けられるか心配で……。せっかくのお祝いなので、笑顔で写真が撮れるように、来年の満年齢まで待とうかと夫婦で話し合っているんですが、どうでしょうか?」
このように、「伝統を尊重する気持ち」と「子供の負担を気遣う親心」をセットでお伝えすれば、きっとおじいちゃん・おばあちゃんも「孫のためなら」と納得してくれるはずですよ。
皆様が気持ちよく当日を迎えられるよう、早めのコミュニケーションを心がけてみてくださいね。

ご家族の笑顔がいちばん大切なお祝いです

ここまで、数え年と満年齢のそれぞれの違いや、選び方のポイントについて一緒に見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
少し頭の中が整理されて、不安が軽くなっていたら嬉しいです。

記事の中で何度もお伝えしてきましたが、一番大切な結論をもう一度整理しますね。
現代の七五三において、数え年と満年齢、どちらを選んでも間違いではありません。
世の中の約7割のご家庭は、お子様の体力的な負担や準備のしやすさを考えて「満年齢」を選んでいますが、早生まれのお子様が同級生と合わせるために「数え年」を選んだり、ごきょうだいのタイミングで柔軟に時期を調整したりと、その形は本当にご家庭の数だけあるんですね。

伝統を重んじることも素晴らしいことですし、現代のやり方で無理なく楽しむことも素晴らしいことです。
「〇〇しなきゃいけない」という決まりに縛られる必要は全くありません。
お子様が無事に成長してくれたことに感謝し、これからも元気に育ってほしいと願う。
その純粋な気持ちさえあれば、いつお祝いをしたとしても、神様はきっと優しく見守ってくださるはずですよ。

お子様の大切な節目を、心から楽しんでくださいね

七五三という行事は、お子様にとっても特別な思い出になりますが、毎日一生懸命に子育てをしてきたパパさんやママさんにとっても、一つの大きな区切りとなる記念日ですよね。
「あんなに小さかった子が、もうこんな立派な着物を着られるようになったんだな……」と、胸が熱くなる瞬間がきっと待っています。

「数え年がいいかな?満年齢がいいかな?」と悩むその時間も、実はお子様のことを深く愛しているからこそ生まれる、とても尊い時間なんですよね。
この記事が、そんな温かいお悩みを持つあなたのお役に立てていれば幸いです。
お子様の体調や性格、そしてご家族の笑顔を一番に考えて、自信を持って「我が家だけのタイミング」を決めてくださいね。
ご家族にとって、一生の宝物になるような素晴らしい七五三の一日になりますよう、心から応援しています。